AED操作に多いミス
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AEDを一般市民が使用する際は、講習を受けなくてはいけないのでしょうか?
普通考えるとそんな気になりますよね。 ですが講習を受けていなくても使用することが許されています。
講習を受けたことがある人と受けていない人では、成功率に格段の差があるようですけどね。
AEDの講習を受けていない人が、起こし易いミスの中で一番多いのがパッドのつけ方だそうです。
本来、パッドは衣服を脱がせて肌に直接つけなくてはいけません。
しかし、講習を受けていない、使い方を理解していない人は衣服の上からパッドをつけるといったミスをおこしやすいのだそうです。
これは、本場アメリカで行われた実験でも報告されています。
特に、倒れている人が女性の場合、男性だと衣服を脱がすのに抵抗があると思います。
しかし、人命救助という点でいえば、躊躇している場合ではありません。
もしも周りに女性がいたら、見えないように人垣を作ってもらうのもいいでしょう。
衣服やカバンで隠せれるようなら、倒れている人に触れないように遮ってもらうことも可能ですね。
『パッドは肌に直接貼る』これを忘れないようにしましょう。
機種によって違いはあるかもしれませんが、一般的に使われているAEDと違って、家庭用のAEDは親切に「衣服を脱がしてください」といったメッセージを流すものもあるようです。
また、焦っているとありがちですが電極の接続ミスも時間のロスにつながります。
しかし現在では、この接続ミスを防ぐために、予め本体につながれた状態でセットされているものも多いそうですから安心ですね。
除細動の処置は、まさに時間との勝負です。
冷静に行動出来るように、正しく使うための講習をより多くの方に受けてほしいものです。

上記ロゴが掲示されている場所にはAEDが設置されています。
緊急事態にそなえて、生活圏でこのAEDのマークがある場所を覚えておきましょう。
学校やスポーツジム、図書館などのよく利用する施設は特に覚えておくことが重要です。
『どこかで見たんだけどな~』AEDに限らずよくあることですよね。
せっかく設置されていても知らなければ意味がないですものね。