救命の連鎖
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人命救助をする上で、一番大事なのは『あなたの勇気』です。
笑い事ではありません。 本当に現場に居合わせると実感すると思います。
しかしながら、勇気だけでは人の命を助けることは出来ないのも事実です。
但し、一人ではできなくても、協力してくれる人がいればそれは可能ではないでしょうか。
『救命の連鎖』という処置が救助率を上げる方法だということをご存知でしょうか?
『救命の連鎖』とは、4つの方法を繋げてスムーズに救助をする方法のことです。
まず一つ目の鎖は、「早い通報」です。
意識のない人を発見したら、何はともあれ119番通報をするようにしましょう。
落ち着いてはっきりと状況を報告することが大切です。
二つ目の鎖は、「早い応急手当」です。
心臓マッサージ・人工呼吸・AEDでの応急手当のことをいいます。
救助者は慣れない上に体力的にも大変でしょうが、心臓マッサージ・人工呼吸は休むことなく続けることが人命救助に繋がります。
三つ目の鎖は、「早い救急処置」です。
救急隊によるAEDなどを使った高度な救命処置のことをいいます。
四つ目の鎖は、「早い医療処置」です。
すばやく病院に搬送し、病院で専門医による専門的処置を受けることを言います。
この命の鎖をつなぐために、私達には何が出来るのでしょうか?
全てを完璧に行うことは、熟練された人間やプロでない限り難しいでしょう。
しかし、このうちの一つでもできれば、次の人に鎖をつなぐことができますよね。
AEDなどの救助法の講習を受けていなくても、あなたの勇気で鎖をつなぐことが出来るのです。
そして、『救命の連鎖』をたくさんの人に広めてください。
より多くの方の命がこの鎖によって、繋がれるといいですよね。

上記ロゴが掲示されている場所にはAEDが設置されています。
緊急事態にそなえて、生活圏でこのAEDのマークがある場所を覚えておきましょう。
学校やスポーツジム、図書館などのよく利用する施設は特に覚えておくことが重要です。
『どこかで見たんだけどな~』AEDに限らずよくあることですよね。
せっかく設置されていても知らなければ意味がないですものね。