狭心症でパッチ利用者へのAED使用

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狭心症でパッチ利用者へのAED使用

今まで元気だった人が突然 倒れこんでしまう・・・
自分の周りでは出来れば起こってほしくない状況ですね。

不慮の事故で心肺停止してしまう場合ももちろんありますが、もともと心臓が弱い方は気をつけないといけません。

狭心症という病気をご存知ですか?
狭心症とは、心臓の筋肉が酸欠状態になり胸が苦しくなる病気です。
狭心症の患者さんには、胸にパッチと呼ばれる外用薬を貼っている方がおられます。
このパッチは、皮膚を通して薬が身体の中に吸収されていくタイプのものです。
パッチには血管を広げる効果があり、狭心症の治療のために使われているものです。
たとえパッチを貼っていても、走ったり重いものを持つなどして心臓に負担がかった場合、発作が起きて最悪の場合は心停止という状態にもなりかねません。

このパッチをしている人にAEDを使用する場合は、注意しなければいけならないことがあります。
AEDのパッドを貼り付ける際に、このパッチを見つけたら必ず剥がすようにしましょう。
でも、パッチは肌色で大きさも小さいために緊急で焦っている場合には見落としてしまうかもしれません。

その場合、もしパッチを剥がさずにAEDを作動させても最悪な状態になるような心配はありません。
軽い火傷を負うか、赤くなる程度で済む場合が多いそうです。
もちろんパッチのせいで、除細動の効果に影響を及ぼすことはないそうですから、パッチを剥がし忘れたこと後で気づいても慌てないようにしましょう。 駆けつけた救急隊員へは伝えた方がよいでしょうね。

倒れてから、3分以内にAEDを使用すれば4人のうち3人も助かるのだそうです。
それを思うと細かいことに戸惑うよりも、一刻も早くAEDの使用を試みるようにした方が良さそうです。

上記ロゴが掲示されている場所にはAEDが設置されています。

緊急事態にそなえて、生活圏でこのAEDのマークがある場所を覚えておきましょう。

学校やスポーツジム、図書館などのよく利用する施設は特に覚えておくことが重要です。

『どこかで見たんだけどな~』AEDに限らずよくあることですよね。

せっかく設置されていても知らなければ意味がないですものね。



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